マーチンゲール法を使って負けるパターンもある?

マーチンゲール法は確率を利用した攻略方法です。
負ける度に賭け金を倍にしていくだけという単純なものなので、初心者でも試すことができます。

では、マーチンゲール法で負ける可能性があるかどうか、その確率や負けパターン例などを紹介していきます。

マーチンゲール法で負ける可能性と確率

マーチンゲール法で負ける可能性と確率
マーチンゲール法は勝率50%ほどのゲームで使っていくので、1回ごとの負ける確率は50%です。
勝つ確率も負ける確率も50%ですが、延々と勝つことも負けることも不可能です。

どちらかの50%を引き続けることはできませんし、勝ち→勝ち、負け→負け→負けなど、偏りが出ることも当然あります。

マーチンゲール法は1回勝てば負け分を取り戻せる攻略法。
いくら連敗しても最終的に1回勝てば良いので、マーチンゲール法は「理論上は必ず勝てる」と言われています。

しかし掛け金を倍額にしていくので、最終的には勝てても連敗すると資金がかかります。
連敗すればすれるほど勝ったときの賞金額が大きくなりますが、代わりに連敗しすぎると賭け金が大きくなります。

マーチンゲール法で2連敗する確率は25%ほどです。
3連敗は12%ほど、5連敗する確率は3%ほど。

10連敗する確率に至っては0.1%ほどなので、滅多に起こることではありません。
分数にすると1024分の1なので、1024個のクジの中から1つだけあるハズレを引き当てるようなものです。

運悪く10連敗することもありますが、そのまま続行すればいつかは当たります。
永遠に悪い意味での50%を引けば天文学的な数字になりますが、現実的には起こり得ません。

マーチンゲール法は1ゲーム単位で考えると負ける可能性があります。
しかし途中で止めさえしなければトータルで負けることはない攻略法です。

誰でも陥る可能性があるマーチンゲール法で負ける典型例

誰でも陥る可能性があるマーチンゲール法で負ける典型例
マーチンゲール法を使って負ける典型的な例を紹介していきます。
以下のプレイスタイルは向かないので、実践に使う前に確認しておきましょう。

途中で攻略法を止めてしまう
マーチンゲール法は「絶対に勝てる攻略法」と言われていますが、それはあくまで勝つまで勝負した場合だけです。

勝って終わることが条件なので、マーチンゲール法を試した場合は最後までやり切るようにしましょう。

基本的に、勝つまでは他の攻略法は使えません。
賭け金が膨れて辛いからと途中でマーチンゲール法を止めてしまうと、大きく負ける可能性があります。

ダラダラと続けてしまう
マーチンゲール法はローリスクローリターンの攻略法です。
しかし連敗すると賭け金が大きくなり、その後の展開がシビアになってしまうケースがあります。

長く続けると悪い確率を引く可能性も高くなるので、目標金額を決めて到達したらサッと止めるようにしましょう。

プラスになっていても、連敗すれば一気に負け額が増えます。
マーチンゲール法の途中で資金が尽きてしまい、辞めざるを得なくなって負けるというケースは典型的です。

大きな勝ちを狙ってしまう
徐々に賭け金が増えていくので、最初のベットは少額で行うのが原則です。
しかし「何度も連敗はしないだろう」と考え、高額賞金を狙って最初から高額ベットする人もいます。

マーチンゲール法を使うと負けることはないとは言っても、勝つまでの資金を捻出できることが条件です。
最初から高額ベットすると、資金が足りなくなって勝つことができないまま終わるということもあります。

マーチンゲール法で負ける稀な例

マーチンゲール法で負ける稀な例
以下の条件にあてはまってしまうと、マーチンゲール法を使って負けることがあります。
頻繁に起こることではありませんが、絶対に起こらないわけではないので頭に入れておきましょう。

理論上考えられない結果が出ることもある
10連敗する確率はごく僅かなので何度もあるものではありません。

しかし実際に、過去には26回連続でルーレットの黒が出たということもあります。
これは6660万回に1回という驚異的な確率です。

仮にこの時にマーチンゲール法を行っていれば、150億のベット金額が必要です。
あまりにも高額なので、このときにマーチンゲール法を行っていればほぼ全ての人が負けることになります。

オンラインカジノは確率で当たりハズレが決まるので、とんでもない確率が発生しないとも言えません。

上限ベット金額に引っかかってしまう
いくらまで賭けることが出来るのかは、カジノやゲームによっても違います。
500ドル、1,000ドルが上限になっていることも多いので、上限金額に引っかかる前に勝つ必要があります。

1ドルから始めても、10連敗すると次回は1,024ドルが必要になります。
上限が1,000ドルまでだと11回目の勝負ができないので、出来るだけ最大ベット金額が多いテーブルで遊ぶようにしましょう。

用事やメンテナンスと重なってしまう
基本的にメンテナンスがある場合は事前に告知がありますが、チェックしていないと忘れてそのままプレイしてしまうことがあります。
メンテナンス中はプレイできませんから、中途半端なままで終了して負けてしまうこともあります。

また、用事があって途中でプレイできないことも。
マーチンゲール法は長引くこともあり、仕方がない理由で中断して負けることもあります。

そうならないよう、時間に余裕をもって臨むようにしましょう。

まとめ

マーチンゲール法は、1回勝つまで行えば負けることはまずありません。
しかし状況や賭け金額によっては損切りをする勇気も必要です。

資金が底をつくほど連敗する可能性は低いですが、100%ないわけではありません。

マーチンゲール法を使うときは、負けることも考えた上で実践に使うようにしましょう。
負けも意識すると冷静にプレイできるようになりますから、自分のルールを決めて臨むようにしてください。